無印良品
「体にフィットするソファ用補充クッション」
を徹底解剖!
これでヘタリは解消できる!?
メリット・デメリットをおさえよう!

元祖人をダメにするビーズソファとして君臨していた無印良品「体にフィットするソファ」。
今やアメリカ発のビーズソファ専門店Yogibo(ヨギボー)に王座を譲ってしまったものの、無印良品「体にフィットするソファ」に根強い人気があるのもまた事実。
無印良品「体にフィットするソファ」の大きな欠点ともいえる残念な点は、へたってしまった時にビーズ補充ができないことだったが、
ついに2020年12月「体にフィットするソファ用補充クッション」が発売されたのだ。
ユーザーからの強い要望に応えた形となった「体にフィットするソファ用補充クッション」。
「体にフィットするソファ用補充クッション」の大きさや価格・使い方、使う上でのメリット・デメリット、実際に使っている方の口コミはいかに?
この記事では無印良品ビーズクッションのヘタリ解消グッズ「体にフィットするソファ用補充クッション」を徹底解剖していく!
王道ビーズソファ公式ストア
目次
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」基本情報
大きさと価格
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」はこちら。
見た目はごくごくシンプルなビーズクッション。
「体にフィットするソファ用補充クッション」 | |
---|---|
大きさ | 幅65cm×長さ65cm×厚み7cm |
重さ | 1.0kg |
価格 | 税込2,490円 |
補充クッションが使えるソファ
体にフィットするソファ通常サイズにのみ使用可能。
現在「体にフィットするソファ用補充クッション」は通常サイズのソファに使える1種類のみの販売なので、以前販売されていた「体にフィットするソファ」小サイズなど他の無印良品のビーズクッションには使うことができない。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」の使い方
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」の使い方は簡単。
へたってきた手持ちの「体にフィットするソファ」のアウターカバーのファスナーを開けて
補充クッションを入れる。
そして、ファスナーを閉めればビーズ補充完了!
これで、「体にフィットするソファ」のヘタリも解消!ボリュームが元どおり!というわけだ。
とっても簡単な補充方法。
改めて、無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のメリットとデメリットを確認しておこう。
まずはメリットから。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」
注目メリット
ヘタリ解消
「体にフィットするソファ用補充クッション」使用メリットの1つは、当然ながらソファのボリュームが復活しヘタリが解消できる点。
ビーズソファ本体を丸ごと買い換えないといけないかな・・・と思っていた方は、税込2,490円でへたりが解消できるので嬉しい限り。
簡単
「体にフィットするソファ用補充クッション」使用メリット2つ目は、とにかくビーズ補充が簡単。
ヨギボーもニトリもそうであるようにビーズソファのビーズ補充は少々大変な部分があるので、クッションを入れることで簡単にビーズ補充ができるのは魅力的だ。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のデメリットも確認しておこう。
*結構長いから一つずつh3にした方が読みやすいかなぁ
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」
残念なデメリット
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のデメリットは主に5つ。
- ヘタリ具合への対応
- 補充後の形
- 補充クッションが2個以上必要な時
- ソファの一体感の変化
- タテ置き利用での懸念
それぞれのデメリットを更に詳しく見てみよう。
【欠点1】「ちょっとへたってきたな」に対応できる?
ヘタリ具合にどう対応?
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」は1サイズのみの販売。
1kgの座布団のようなビーズクッションをカバーの中に入れ込むので、「ちょっとへたってきた」に対応することができない。
ヨギボーやニトリのようなビーズクッションの場合は、自分が補充したいタイミングで補充したいだけ補充することが可能だが、無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」は大きさが決まっているのである程度へたってきたところで、丁度よく入れる必要がある。
そんな丁度良いタイミングで補充ができるものだろうか。
専用補充クッションはどのくらいのヘタリにベスト?
一体「体にフィットするソファ用補充クッション」はどのタイミングで本体ソファに補充すると最適なのか知りたいところ。
下記に記載した無印良品「体にフィットするソファ本体」「体にフィットするソファ用補充クッション」の重さの比較を見て欲しい。
無印良品 | 重さ |
---|---|
体にフィットするソファ本体 | 6.0kg |
体にフィットするソファ用補充クッション | 1.0kg |
体にフィットするソファ用補充クッションは本体の約6分の1の重さ。つまり、6分の1程度へたってきた時に「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充すれば丁度良いボリュームになるというわけだ。
反対に、既にかなりへたっているソファの場合は「体にフィットするソファ用補充クッション」1つでは新品のようなボリュームに戻らない可能性も高い。ビーズソファが既に3分の2程度や半分程度のボリュームになっている。という場合には、ヘタリ具合に応じて「体にフィットするソファ用補充クッション」を複数個補充する必要がある。
以下がソファのヘタリ具合と「体にフィットするソファ用補充クッション」の必要目安。
「体にフィットするソファ用補充クッション」個数目安
体にフィットするソファ ヘタリ具合 | 体にフィットするソファ用 補充クッション必要個数 |
---|---|
ややヘタリ 目安:ソファボリュームが全体の1/6程度減っている | 1個でOK! 費用:税込2,490円 |
ヘタってる 目安:ソファボリュームが全体の1/3程度減っている | 2個必要 費用:税込4,980円 |
完全にヘタってる 目安:ソファボリュームが全体の1/2程度減っている | 最低2個は必要 2個でも新品のようにはボリュームが戻らないかも →3個補充はオススメしない (3個の費用:税込8,940円) ソファ新品購入がオススメ |
手持ちの「体にフィットするソファ」がどの程度へたっているかで、「体にフィットするソファ用補充クッション」の必要個数を決めていこう。
「体にフィットするソファ用補充クッション」を使うのであれば、補充クッション1個で補える程度のヘタリ具合の時がオススメだ。
この後詳しく書くが、2個使用になると使用感への懸念もあり、3個では本体とほぼ同じ費用がかかるので本体を買い替えるのが得策。
【欠点2】インテリア的にはどうなの?
決まった大きさ・決まった形のビーズクッションを入れて補充をするので、中央部がこんもりと膨らむような形になりがち。
ちなみに、新品の時の無印良品「体にフィットするソファ」はこちら。
同じデニムカバーで比較すると補充クッションを使用している場合とそうでない場合の見た目の違いは歴然で、「体にフィットするソファ用補充クッション」を使用した場合は形が若干いびつになってしまう。
オシャレ感が損なわれるという印象だが、インテリア的にOKかNGかは好みの問題なので意見が分かれるところ。
【欠点3】補充クッションが2個以上必要な時
前述で触れたように、以下のような場合に2つ以上の「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充必要がある。
- ヘタリが酷い場合
- 一度補充したものの再度へたってきてしまった場合
例えば再度へたってきてしまった時には、以前補充した「体にフィットするソファ用補充クッション」はそのままに、さらに新しい「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充することになる。
使っていた「体にフィットするソファ用補充クッション」を廃棄してというのは、まだ使えるビーズが入っている補充クッションを捨てることになるので勿体無く現実的でない。
そうすると「体にフィットするソファ」の中には複数個の補充クッションをいれることになるが、使用感への懸念が残る。
「体にフィットするソファ用補充クッション」1個使用でも、ソファの使用感が変わる可能性があるのに、2個以上の補充クッションの使用となるとなおさらだ。
ソファの使用感が変わるとはどういうことが更に詳しく見てみよう。
【欠点4】ソファの一体感の変化
ビーズクッションは身体を包み込むような一体感が醍醐味だが
「体にフィットするソファ用補充クッション」を使うと身体を包み込むような一体感が減少していると感じることがある。
理由は、ソファ本体の中にクッションが2つ入っていることで、ビーズの流動性が下がるから。ビーズソファに人が座った時、補充用ソファは補充用ソファの中でビーズが動き、本体ソファは本体の中でビーズが動くようになる。
当然、一つのカバーの中に全てのビーズが入っている状態とはビーズの動きが変わってしまうのだ。
いくらビーズ量が新品同様に補充できたからといっても、流石に同じカバーの中に入っているビーズと同じ動きはできないという点を知っておこう。
「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充したてだとボリュームがあり気になりにくいが、再度ヘタリ始めたところで使い心地の違いを感じたり、ヘタリが早いと感じることがあるだろう。
【欠点5】タテ置き使用では違和感?
記事の序盤で「体にフィットするソファ用補充クッション」の補充方法を確認したが、アウターカバーを開けてソファの上に補充用ビーズクッションを入れるという非常に簡単な方法だった。
また、「体にフィットするソファ」のカバーは2つの異なる面からできているので、「通常置きで座る」場合と「タテ置きで座る」場合に異なった座り心地を楽しむことができる。
ここで気になるのは「タテ置きで座る」場合だ。
「体にフィットするソファ用補充クッション」を使用して補充した場合、ビーズソファ本体の中ではビーズクッションが少なくとも2層になっているわけで、その2層の面に寄りかかることになってしまうのがこの「タテ置きで座る」場合なのだ。
ビーズクッションが2層になっているソファに座れば当然ながら、一体感が下がってしまう。ソファの中に2つのクッションが入っていおりタテ置きでは2層になっている面によりかかることになるので、これは想像してもらえばすぐにわかることだと思う。
前項同様「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充したばかりで、ソファがパンパンになる程度のボリュームがあればさほど気にならないかもしれない。
ある程度へたってきた時に感じやすい欠点であり、ヘタりが強くなるにつれてアウターカバーの中でインナークッションが動きやすくなるので、いくら「体にフィットするソファ用補充クッション」でビーズボリュームを補ったとしても、身体を支える時に違和感や新品とは異なる使い心地を感じる可能性が高い。
次に、実際に「体にフィットするソファ用補充クッション」を検討している人・使用している人の口コミをチェックしてみよう。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」実際の口コミ
体にフィットするソファがぺちゃんこなので捨てようか、無印のオンラインショップで売ってる補充用クッションを買うか悩む
結構潰れてるので、補充用クッションで戻るのかも謎である
-@akki_hana
「体にフィットするソファ用補充クッション」に関する口コミは概ね良好!
ただやはり買い直した方がいいかも?
補充クッション1個では足りなかった・・・。という声もちらほらあるのも事実。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」の販売店
「体にフィットするソファ用補充クッション」は各店舗、通販ショップで購入することが可能。
無印良品公式ショップの一覧は下記だが、通販では今のところ無印良品の本店のみでの取り扱いがある。
楽天市場店やYahoo店などでも今後買えるようになる可能性はあるが、在庫の関係で通販では無印良品本店オンラインショップのみでの取り扱いになっているとのこと。
全体的に「体にフィットするソファ用補充クッション」は人気のため在庫薄になっているので、店舗の場合は在庫を確認してから来店すると安心だ。
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」まとめ
今まで無印良品「体にフィットするソファ」はへたってきてもビーズを補充する方法がなく、「廃棄して買い換える」か「インナーカバーを自分で開けて(縫い目を解く)他のメーカーの補充ビーズを購入する」という方法しかなかった。
そこにきての「体にフィットするソファ用補充クッション」発売は、「体にフィットするソファ」ユーザーにとっては待ちに待った発売といっても過言ではないだろう。
メリットは簡単・早い・楽!
デメリットはヘタリ具合によっては1個では足りない点、ソファの一体感の減少や使い心地低下の懸念など。
デメリットは税込2,490円という価格であれば許容できるという方も多いかもしれない。
また「体にフィットするソファ」がへたった度に「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充していくのか?という疑問も残り、それはそれで中がクッションだらけにもなるし、補充クッションの数が増えるたびに使い心地にもより影響が出てきそうという事を勘案すると、補充クッションは複数個ではなく1個の使用がオススメ。
1個でヘタリが解消できなさそうな場合や、1回補充した後は本体買い換えが良さそうだ。
選択肢が広がったのは事実。
ヨギボーやニトリのようにビーズ補充ができるソファとはいえないが、無印良品「体にフィットするソファ」愛用者にとっては間違いなく朗報だろう。
更なる進化に期待しよう!
王道ビーズソファ公式ストア