元祖人をダメにするビーズソファとして君臨していた無印良品「体にフィットするソファ」。
今やアメリカ発のビーズソファ専門店Yogibo(ヨギボー)に王座を譲ってしまったものの、無印良品「体にフィットするソファ」に根強い人気があるのもまた事実。
無印ビーズクッションはこれまで全く補充ができなかった。
しかし、無印良品「体にフィットするソファ」専用補充クッション が登場!
無印良品「体にフィットするソファ」を既に持っている方も
買おうかなと迷っている方も
無印のビーズソファが補充できるか知りたい
へたった時の補充方法が知りたい
という方々必見の記事!
この記事では無印良品ビーズソの「体にフィットするソファ用補充クッション」の基本情報、ビーズ補充方法、メリット・デメリットをまるっと確認可能。
無印ビーズクッションは
「補充できない」から「補充できる」へ
無印ビーズソファは「補充できない」だった
まだ無印ビーズソファを使ったことがない方は
「そもそも無印のビーズソファってへたったときに補充できないんじゃないの?」
という疑問があるだろう。
これまで無印良品ビーズクッションの大きな欠点の1つといえばへたってしまった時にビーズ補充ができないことだったが、
"一応"補充出来るようになった。
「補充できる」ビーズソファへ
"一応"と書いたのはビーズソファで補充できるというと「直接ビーズを加える」というのが主流の中、無印は専用の「体にフィットするソファ用補充クッション」をそのままビーズソファの中に入れて補充する方法をとったのだ。
なぜクッション式補充になったかというと、そもそも無印のビーズソファはインナーソファにファスナーがついておらずユーザーが自宅で開けることが出来ないからだ。
それでも無印のビーズソファがへたった時に補充できる様になったことで便利になり、ビーズソファを選ぶ人にとっては魅力的なポイントが増えたといえよう。
ただ、クッション補充ならではのデメリットもあることを確認した上で選んでいって欲しいと思う。
まずは「体にフィットするソファ用補充クッション」の大きさや価格などの基本情報を確認し、補充をする上でのメリット・デメリット合わせて全7ポイントを解説、更に実際に使っている方の口コミを順番に確認していこう。
無印
「体にフィットするソファ用補充クッション」
基本情報
大きさと価格
無印ビーズソファのヘタリを解消するための、「体にフィットするソファ用補充クッション」のサイズと価格。
見た目はごくごくシンプルなビーズクッション。
「体にフィットするソファ用補充クッション」 | |
---|---|
大きさ | 幅65cm×長さ65cm×厚み7cm |
重さ | 1.0kg |
価格 | 税込2,990円 |
販売店
「体にフィットするソファ用補充クッション」は各店舗、通販ショップで購入することが可能。
- 無印良品ショップの店頭
- 無印良品公式オンラインショップ(5,000円以上で送料無料)
- 無印良品公式オンラインショップ(LOHACO)(3,750円以上で送料無料)
- 無印良品公式オンラインショップ楽天市場店
- 無印良品公式オンラインショップAmazon店
全体的に「体にフィットするソファ用補充クッション」は人気のため在庫薄になっているので、店舗の場合は在庫を確認してから来店すると安心だ。
無印補充クッションの中身
補充クッションの中身
補充クッションの中身は、微粒子ビーズ。
注意喚起として記載しておくと
発売当初より変わってはいないがポリエステルなどのただの綿クッションではないのでその点は安心して欲しい。
補充クッションも元の無印ビーズクッションと同じ微粒子ビーズを使用している。
ネット上の嘘の情報に惑わされないようご注意を!
【安全でへたりにくい】
本体中材の微粒子ビーズは、本商品専用に日本で生産されています。
厳しい品質基準のもと生産されており、安全性が高く、へたりにくい仕様です。
気になる方は「無印専用補充クッション」に詳しく記載してあるので確認してみて欲しい。
補充クッションが使えるソファ
補充クッションは、体にフィットするソファの大サイズ(通常サイズ)にのみ使用可能。
現在「体にフィットするソファ用補充クッション」は通常サイズのソファに使える1サイズのみの販売なので、「体にフィットするソファ」小サイズなど他の無印良品のビーズクッションには使うことができないので注意しよう。
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無印ビーズソファを専用クッションで
補充する方法
無印ビーズソファ専用の「体にフィットするソファ用補充クッション」の使い方は簡単。
へたってきた手持ちの「体にフィットするソファ」のアウターカバーのファスナーを開けて
補充クッションを入れる。
そして、ファスナーを閉めればビーズ補充完了!
これで、「体にフィットするソファ」のヘタリも解消!ボリュームが元どおり!というわけだ。
とっても簡単な補充方法。
次は、無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のメリット・デメリットについてポイント解説していく。
メリット・デメリット合わせて全7ポイントだ。
まずメリットから。
無印
「体にフィットするソファ用補充クッション」
2つのメリット
【メリット1】ヘタリ解消
「体にフィットするソファ用補充クッション」使用メリットの1つは、当然ながらソファのボリュームが復活しヘタリが解消できる点。
ビーズソファ本体を丸ごと買い換えないといけないかな・・・と思っていた方は、税込2,990円でへたりが解消できるので嬉しい限り。
【メリット2】とにかく簡単!
「体にフィットするソファ用補充クッション」使用メリット2つ目は、とにかくビーズ補充が簡単なこと。
ビーズソファのビーズ補充は少々大変な部分があるので、クッションを入れることで簡単にビーズ補充ができるのは魅力的だ。
次は、無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のデメリットだ。
無印良品
「体にフィットするソファ用補充クッション」
5つのデメリット
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」のデメリットは主に5つ。
- ヘタリ具合への対応
- 補充後の形
- 補充クッションが2個以上必要な時
- ソファの一体感の変化
- タテ置き利用での懸念
それぞれのデメリットを詳しく見てみよう。
【欠点1】ヘタりへの柔軟な対応が難しい
無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」は1サイズのみの販売。
1kgの座布団のようなビーズクッションをカバーの中に入れ込むので、「ちょっとへたってきた」に柔軟に対応することができない。
ビーズソファ本体にビーズを直接補充できるタイプのメーカーでは、自分が補充したいタイミングで補充したいだけ補充することが可能だが、無印良品「体にフィットするソファ用補充クッション」は大きさが決まっているのである程度へたってきたところで、丁度よく入れる必要がある。
【欠点2】インテリア性が欠ける
決まった大きさ・決まった形のビーズクッションを入れて補充をするので、上記画像の様にソファ中央部がこんもりと膨らむような形になりがち。
ちなみに、新品の時の無印良品「体にフィットするソファ」はこちら。
同じデニムカバーで比較すると補充クッションを使用している場合とそうでない場合の見た目の違いは歴然で、「体にフィットするソファ用補充クッション」で補充した場合は形が若干いびつになってしまう。
オシャレ感が損なわれるという印象を持つが、自宅のインテリア的にOKかNGかは好みの問題なので意見が分かれるところ。
【欠点3】補充クッションの個数
無印ビーズソファの補充クッションは形も重さも決まっているが、補充クッション1個だけでは補充が十分ではない場合もある。
- ヘタリが酷い場合
- 一度補充したものの再度へたってきてしまった場合
例えばこんな時には、ビーズソファを元のようなボリュームに戻すためには2つ以上の「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充する必要がある。
再度へたった時
無印ビーズソファを使い始めて最初にへたった時は、「体にフィットするソファ用補充クッション」を1つ補充するば解決するかもしれない。
しかし、再度へたってきてしまった時にはどうだろう?
以前補充した「体にフィットするソファ用補充クッション」はそのままに、さらに新しい「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充する事になる。
「体にフィットするソファ」の中には複数個の補充クッションをいれることになるが、せっかくの埋もれて気持ちいいビーズソファなのに流石に使用感に違和感を感じやすくなる。
ソファの使用感が変わるとはどういうことが更に詳しく見てみよう。
【欠点4】ソファの一体感の変化
ビーズクッションは身体を包み込むような一体感が醍醐味だが
「体にフィットするソファ用補充クッション」を使うと身体を包み込むような一体感が減少していると感じることがある。
これにはしっかりと理由があり、ビーズソファ本体の中にクッションが入っていることでビーズ本体の流動性が下がるから。
当然、一つのカバーの中に全てのビーズが入っている状態とはビーズの動きが変わってしまうのだ。
全体のボリュームが新品同様に戻ったからといっても、流石に同じカバーの中に入っているビーズと同じ動きはできないという点を知っておこう。
「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充したてだとボリュームがあり気になりにくいが、再度ヘタリ始めたところで使い心地の違いを感じたり、ヘタリが早いと感じることがあるだろう。
「体にフィットするソファ用補充クッション」1個使用でもソファの使用感が変わる可能性があるのに、前項のように2個以上の補充クッションを使用した場合となるとなおさらだ。
【欠点5】タテ置き使用で特に注意
記事の序盤で「体にフィットするソファ用補充クッション」の補充方法を確認したが、アウターカバーを開けてソファの上に補充用ビーズクッションを入れるという非常に簡単な方法だった。
また、「体にフィットするソファ」のカバーは2つの異なる面からできているので、「通常置きで座る」場合と「タテ置きで座る」場合に異なった座り心地を楽しむことができる。
補充クッションで補充する方法でより気になるのは「タテ置きで座る」場合だ。
補充クッションと座り心地
「体にフィットするソファ用補充クッション」を使用して補充した場合、ビーズソファ本体の中ではビーズクッションが少なくとも2層になっているわけで、その2層の面に寄りかかることになってしまうのがこの「タテ置きで座る」場合なのだ。
ビーズクッションが2層になっているソファに座れば当然ながら、一体感が下がってしまう。
ソファの中に2つのクッションが入っていおりタテ置きでは2層になっている面によりかかることになるので、これは想像してもらえばすぐにわかることだと思う。
前項同様「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充したばかりで、ソファがパンパンになる程度のボリュームがあればさほど気にならないかもしれない。
使っていく中で感じやすい欠点であり、ヘタりが強くなるにつれてアウターカバーの中でインナークッションが動きやすくなるので、いくら「体にフィットするソファ用補充クッション」でビーズボリュームを補ったとしても、身体を支える時に違和感や新品とは異なる使い心地を感じる可能性が高いことを覚えておいて欲しい。
無印良品
「体にフィットするソファ用補充クッション」
まとめ
無印ビーズソファのヘタリ対策まとめ
今まで無印良品「体にフィットするソファ」はへたってきてもビーズを補充する方法がなく、「廃棄して買い換える」か「インナーカバーを自分で開けて(縫い目を解く)他のメーカーの補充ビーズを購入する」という方法しかなかった。
そこにきての「体にフィットするソファ用補充クッション」発売は、「体にフィットするソファ」ユーザーにとっては待ちに待った発売といっても過言ではないだろう。
メリットは簡単・早い・楽!
デメリットはヘタリ具合によっては1個では足りない点、ソファの一体感の減少や使い心地低下の懸念など。
ただ無印のビーズクッションがへたる度に「体にフィットするソファ用補充クッション」を補充していくのか?という疑問も残り、それはそれで中がクッションだらけにもなるし、補充クッションの数が増えるたびに使い心地にもより影響が出てきそうという事を考えると、補充クッションでの補充方法には限界がありそうだ。
発売当初の税込2,490円だったらよりデメリットを許容できたかなという感じもある。補充クッションは本体価格の約1/3の3,000円ほどの価格設定で、メリットデメリットを考えたコスパ的に、買っても1回かなという印象だ。
1個ではヘタリが解消できなさそうな場合や、1回補充した後は本体買い換えが現実的だろう。
直接補充できるビーズソファはコレ
ビーズソファのヘタリ具合に柔軟に対応できて最初の使い心地を蘇らせる方法が、直接ビーズを補充する方法で
無印ビーズソファとは異なり、へたった時にビーズソファ本体に直接ビーズを補充できるビーズソファの種類もある。
ビーズ補充可能!人気3メーカーのビーズソファ
これから新しくビーズソファを買おうと選んでいる方には、「直接ビーズを補充できる種類のビーズソファ」がおすすめだ。
メンテナンスができると、長く快適にビーズソファを使うことができる。