王道ビーズソファ
「無印良品」vs 「ニトリ」vs 「ヨギボー」
【徹底比較シリーズ】
ヘタりにくいビーズソファはどれ?(後編)
今や人をダメにするビーズソファはリラックスタイムグッズとして人気なだけでなく、在宅ワークなどでも注目を集めるグッズとなった。ONの時もOFFの時も使えるというのも魅力の人をダメにするビーズソファ。
この記事では、人をダメにするビーズソファの王道3ブランド
- 2013年に爆発的ヒットを遂げた無印良品「体にフィットするソファ」
- ニトリ「ビーズソファ(Nストレッチ)」
- Yogbo(ヨギボー)「人をダメにするビーズソファ」
これらビーズソファの「ヘタリにくさ」を徹底比較する記事の後編。
前編まだ読んでないよ!
という方はこちらの記事を併せてチェック。
ヘタりにくいのはどれ?(前編) 王道ビーズソファ「無印良品」vs 「ニトリ」vs 「ヨギボー」【徹底比較シリーズ】 王道ビーズソファ 「無印良品」vs 「ニトリ」vs 「ヨギボー」 【徹底比較シリーズ】 ヘタりにくい ...
ヘタりにくいのはどれ?(前編) 王道ビーズソファ「無印良品」vs 「ニトリ」vs 「ヨギボー」【徹底比較シリーズ】
目次
前編の振り返り
前編では「そもそもへたるってどういう状態なの?」というのを確認して、ヘタリにくいビーズソファの2つのポイントをチェックした。
- ヘタリにくいポイント1:ビーズの品質
- ヘタリにくいポイント2:ソファーカバーの品質
うんうん、ビーズソファがへたりにくいためには「ビーズの品質」も「ソファーカバーの品質」も両方大事だったよね。
更に前編ではビーズソファをへたりにくくするための2つのポイントのうち、「ビーズの品質」についてスポットを当てて、王道ビーズソファの「無印良品・ニトリ・ヨギボー」を比較し違いをみていった。
後編の当記事では、ビーズソファをヘタリにくくするための2つ目のポイント「ソファーカバー」について無印良品・ニトリ・ヨギボーの違いを確認していこう。
ビーズソファ公式ショップ
さあ、では人をダメにするビーズソファのヘタリにくさを知るために「ビーズソファのカバー」の作りについて早速確認だ!
人をダメにするビーズソファのカバーは2パターンある
2パターンとは?
人をダメにするビーズクッションソファのソファカバー構造は2パターンあるということをまずは押さえよう。
- 2つの異なる布地からなる構造
- 全面同じ布地からなる構造
この記事で取り上げる王道ビーズソファの「無印良品」「ニトリ」「ヨギボー」の他に今や様々なビーズソファが発売されているが、
一般的にビーズソファのカバー構造として多いのが( 1 )の「2つの異なる布地からなる構造」だ。
無印良品・ニトリ・ヨギボーは?
「無印良品」「ニトリ」は多くのビーズソファと同じ( 1 )2面構造をもつソファカバーが使われている。
一方でヨギボーは( 2 )全面同じ布地からなる構造のソファカバーだ。
- 無印良品・ニトリは2面構造
- ヨギボーは全面同じ布地
それぞれを詳しくみていくことにしよう。
無印良品「体にフィットするソファ」のビーズソファカバー
2002年に最初に発売されて以来、無印良品のビーズソファ「体にフィットするソファ」のビーズソファはずっと2面構造だ。
無印良品のビーズソファ
この2面構造の良さは「2つの使い心地が楽しめる点」。
ヨコ置きで座る
やわらかい面に座るようにビーズソファをヨコ置きで使うと、硬い面が包み込んでくれ姿勢を保ちやすいです。
ヨコ置きで座る
硬い面に座るようにしてビーズソファを縦置きで使うと、ソファが広がるため沈みこむ感じを楽しむことができます。
うん、確かに2つの使い方ができるのはいいかも。
無印良品ビーズソファの改良
無印良品のビーズソファは、以前は"へたりやすい"とクレームが入るほどだった。無印良品「体にフィットするソファ」は、2009年再販時にかなり改良を重ねられている。
無印良品の担当社員はインタビューで自社製品の「体にフィットするソファ」を
「生地がくたーっとなってしまい、戻らなくなるほど伸び切ってしまいました」
と言っているほど。
それらのクレームをうけて、現在販売している「体にフィットするソファ」は、従来よりもヘタらせないために、ソファーカバーについても改善されている。
*
しかし、そもそもの2面構造というのは変わっていない。
実はこの2面構造のソファカバーには欠点があるのだ。
2面構造ソファカバーの欠点
2面構造の主な欠点は以下の2つ。
- 最初の座り心地が硬い
- やらかい面のヘタリが早い
最初の座り心地が硬い
「最初の座り心地が硬い」というのは、実は無印良品「体にフィットするソファ」の購入者からよく耳にする話。なぜかというと、ヘタりを考慮して少し硬めに生地を作っているから。
無印良品のビーズソファは「使ううちにフィットしてきた」という人が多いのだ。
でもそれはソファがヘタる過程だから心地よくフィットしているのはそう長くは続かない、という残念な面も。
やわらかい面のヘタリが早い
硬い面とやわらかい面があったらどちらが早くヘタると思う?
当然「やわらかい面」が先にヘタる。
同じ力がかかった時に生地そのものがやわらかいのだから硬い面より先にヘタるのは当然。
やわらかい面が先にへたっていけば、座った時により一方向からの力がかかりやすくなってしまいソファーカバーの更なるヘタりの原因となる。
また「やわらかい面」と「硬い面」があることで「どちらに座る方が好き」という好みが出てくる。どちらかの面に座る時間が長くなってしまうことでヘタりに拍車をかけてしまうという点もある。
確かに「1つのソファで2パターンの座り心地!」といわれれば魅力的なんだが、ソファカバーが2面構造であるがゆえにヘタリやすいという点を忘れてはいけない。
次にニトリのビーズソファカバーをチェック。
ニトリのビーズソファカバー
ニトリ「ビーズソファ(Nストレッチ)」は、大きさや重さなどのスペックが無印良品「体にフィットするソファ」に酷似しているが、ソファーカバーの構造も無印良品と同じ。
ニトリのビーズクッションカバーは、無印良品と同じく硬い面と柔らかい面の2面構造だ。
無印良品と同じように2パターンの座り心地を楽しめるが、2面あることでやわらかい生地に力がかかりやすくヘタるのが早くなってしまう。
*
次にヨギボーのビーズソファカバーをチェック。
ヨギボーのビーズソファカバー
人をダメにするソファ「ヨギボー」のビーズソファカバーは、無印良品・ニトリのような2面構造をもっていない。
ヨギボーのソファーカバーは360度どこの面も同じなのだ。
2面構造ではなくて360度同じ生地の場合どんな特徴があるのかというと
- どこから座っても完全に身体にフィットする座り心地
- 2面構造のようにソファカバーの一方向だけヘタるということがおきにくい
無印良品やニトリのビーズソファのように「いつもやわらかい面に座っているからたまには硬い面に座らないと・・・」なんて考える必要もない。
どこから座っても快適なフィット感。
ソファカバー全面に使われている生地が同じなので一方向だけがヘタり易いということもない。
また、ヨギボーのソファカバーはただ全面同じ生地を使っているわけではない。
特殊構造のカバー
特殊構造のカバーだからこそ、大きいサイズのヨギボーマックスでさえ立てて置いておける。
大きなビーズソファを自立させられるのは2面構造を用いていないからであり、ソファカバーの伸縮性だけでなく丈夫さがあるからこそできることなのだ。
ヨギボーの丈夫さと伸縮性を兼ね備えたソファーカバー
これがビーズソファ専門店がヨギボーがヘタり対策のために考え抜いたソファーカバーだ。
なぜ2面構造のソファカバーが多いのか
いやいやだったらどこのビーズソファも2面構造ではなくて、全面同じ生地を使ったソファカバーにすればいいじゃない。
なんで2面構造のカバーにこだわるんだろう?
と思ったあなたは鋭い。
2面構造のカバーにこだわる理由
なぜ無印良品・ニトリをはじめ多くのビーズソファが2面構造のカバーにするかといえば「硬い面がないとソファに座った際に形状を保つことができない生地」だからなのだ。
真似できない技術
一方でヨギボーが使っているソファカバーは「硬い面」「やわらかい面」を作らなくても、体に沿った形状を作り出す特殊なもので、これまでになかった生地なのだ。生地そのものを2重構造にするなどして耐久性アップに取り組んでいる。ビーズソファ専門店ならではといえる。
だからこそ、硬い面がなくても人が座ったり寝転んだ時に身体に沿った形を固定できるし、リクライニングも可能。
ヨギボーが他のビーズソファよりもヘタりにくいといわれる背景にはこのような秘密が隠されていたのだ。
もちろん2面構造が好き!という方もいるだろう。納得した上で選ぶのも1つ。
ただ、「ヘタりにくさ」に焦点を当てた場合ソファカバーの構造や生地の違いが影響するのをぜひ覚え置いて欲しい。
ビーズソファのヘタリにくさ対決決定!
「無印良品 VS ニトリ VSヨギボー」
無印良品・ニトリ・ヨギボーの王道ビーズソファのヘタりにくさについて、前編ではビーズを後編ではソファカバーを比較してきた。
ビーズは明らかに重さの違いがあり、ソファカバーも明らかに構造の違いがあった。その上で「無印良品・ニトリ・ヨギボー」のどれが最もヘタリにくいビーズソファなのか総合的に評価すると・・・
1位 人をダメにするソファ「ヨギボー」
人をダメにするソファ「ヨギボー」
中身のビーズ、ソファカバーともに独自のこだわりを感じられたのは人をダメにするソファ「ヨギボー」。ビーズソファをヘタリにくく長く使えるように考え抜かれており、ビーズソファ専門店だけある。
人をダメにするソファ本家Yogiboに埋もれてみては?
2位 体にフィットするソファ「無印良品」
体にフィットするソファ「無印良品」

根強い人気を誇る「体にフィットするソファ」。リニューアルも実施し、カバーの耐久性向上に努力している。それでも、ビーズソファ専門店ヨギボーが生み出した360度同じ生地というカバー構造と特殊マイクロビーズの組み合わせを上回るビーズソファを作り出すのは難しい現状から2位。
2面構造を使ってみたいという方は選んでみても!ただヘタってきてもビーズの補充ができないので要注意。
3位 Nストレッチ「ニトリ」
Nストレッチ「ニトリ」

ビーズの重さやカバーの構造は、無印良品と非常に似ているニトリ。ただ、カバー生地の耐久性の面では無印良品に軍配があがるということで3位。もう少し生地そのものが丈夫になると嬉しいのだが、価格面で優っているので仕方ないところか。
無印良品とは異なり、ヘタってもヨギボーソファ同様ビーズ補充ができるのが魅力の1つ。
ヘタりにくさを追求したいならヨギボーには「ヨギボープレミアム」という通常ソファよりも6倍ヘタりにくいソファもある!
ビーズソファを長年追い続けている筆者からすると、人をダメにするビーズソファは「ヨギボー」「無印良品」「ニトリ」に集約されるが、もっと色々なビーズソファを見たい、もっと安いビーズソファが知りたいという方には「厳選!おすすめ人気ビーズソファ10選」の記事が参考になるだろう。
さあ、好みのビーズソファを選んで最高のリラックスを。
ビーズソファ公式ショップ
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